「足裏マッサージ」という技法は、以前から日本にも存在しました。
スイス人の呉若石(本名ジョセフ・オイグスター)神父が台湾で普及させた健康法です。
この健康法は欧州のリフレクソロジーに東洋医学の知識を加えたもので、俗称として「足ツボ」とも言われています。
足にたまった汚れを取るという考えに基づき、強く刺激するのが台湾式リフレクソロジーの特徴ともいえます。
この施術方法は世界40カ国以上で実践されており、WHOにも健康法として認められるまでになりました。
しかしながら、棒や指の関節を使って行うのでかなり強い刺激をともない、日本ではごく一部の健康マニアにしか普及しませんでした。
もともと東洋では痛みに耐えることが美徳といった風潮があり、それがリフレクソロジーにも反映して、痛みの程度が施術効果の目安となっているようです。
欧米では反対に、痛みはかえってストレスになるという考え方で、施術も穏やかだし、気持ちよいことに主眼が置かれています。
日本人の好みは、ほどよい痛さがあるほうを好む傾向にあるようです。
つまり、あまりにも痛みが強い、いわゆる「激痛」だと我慢できず、逆にソフトすぎて物足りないとストレスになってしまうという独特の傾向があります。